精密機械の設計や製図を学んできた私は、その経験を生かせる環境がある就職先を探していました。その中でデュプロという企業の存在を知り、説明会に参加させてもらうことになったのですが、その際にショールームの紹介をしていただいたことが強く印象に残っています。実際に働く社員の方が私たち学生を案内してくれたのですが、質問に対して丁寧に答えながら時には熱く自社の製品を語っていて、そんな先輩がいるこの会社に惹かれていきました。
また、ショールームで実物の製品を見せてもらったことも、入社を決意した理由になっています。コロナ禍での説明会をオンラインで実施する企業も多かったのですが、その場合は製品に対する実感が湧きづらいということを感じていましたので、目の前で稼働する様子を確認できたデュプロの製品には、自然と興味を持つことができたのだと思います。
学生時代には、旋盤や製図といった作業を経験することで機械や設計の世界に触れてきましたが、自分が手掛けたものが実際の「モノ」になることはなく、なかなか実感が湧きませんでした。この会社に入って、自分で描いた図面をもとに加工部門に製作を依頼したものが、実際に「モノ」となる経験をしたのですが、自分の取り組みが形になる実感を得ることができ、とても嬉しかったことを覚えています。
デュプロの職場では、近い場所にいる依頼相手から、すぐに反応が返ってくるというメリットがあると思います。たとえば、試作品をつくりたいときには加工部門に足を運んで対面で依頼する。見積もりをお願いしたいときには同じフロアにいる原価管理部門の社員に直接相談する。そんな、仕事がスムーズに進められる環境の中で、自分の取り組みの結果をダイレクトに実感できるのも、この会社の魅力だと感じています。
今の私の目標は、担当する仕事を完結できるような力を身に付けた後に、製品の開発に携わること。部品の試作で「モノ」が届いた時の感動を経験しているので、製品の完成によってより大きな喜びを感じてみたいと思っています。
新しいことに対する興味を持ち続ければ、いくらでも仕事にチャレンジできるのがこの会社の特徴。自分の心の持ちよう次第で、いくらでも仕事を面白くできる環境で、これからも意欲的に取り組んでいきたいですね。
